このコーナーでは、月に一度、アラフォー婚活女性に向けた応援メッセージをお届けします。季節に合わせた、私の独断と偏見のメッセージです。
5月です。
新緑の鮮やかな緑と青く澄み渡った空を見て爽快感を感じる一方、まだ結婚していない自分を省みてどんよりした気分になる、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こんなにいい天気なのに、仕事では認められて毎日は充実しているはずなのに、どこかどんよりした気持ちになるのはなぜだろう?
結婚してなくたって、私は仕事やお金、一緒にいて楽しい友人に恵まれて、充分幸せだ。寂しくなんてない…
いま放送中のドラマ『9ボーダー』を見て、川口春奈さん演じるしっかり者の29歳の次女と私自身を重ねています。(私もしっかりしていると言われてきた次女です)
第1話のなかで印象的な場面がありました。
次女はある人から
本当は寂しいと思っているでしょ?
と言われ、ドキッとしつつも否定します。
でも、その人と桜を見ているうちに心が開いて
私、本当は寂しかったんだ
と気づき、自然と涙がこぼれます。
ドラマの展開はこれからですが、きっと何か凝り固まっていたものがほぐれて、自分らしさを取り戻していくのではないかな、と感じています。
こうして自分らしさを取り戻していくのが、結婚へ向かうプロセスのひとつだとは思いますが、焦らずに進んでいって欲しいなと思います。
私は最近、
結婚前、本当はとてもとても寂しいと思っていたんだ
ということに気づきました。
今でもひとり時間が大好きで、カフェに寄ってから帰ることもあるくらいなのに。
でもいま、それを感じても大丈夫になったから、その想いが出てきたのだろうなと思っています。
だから、"寂しい"は自覚しなくても良いと思います。
結婚した友人に、
何で結婚したの?
何で結婚できたの?
と尋ねたら、
「だって、ひとりは寂しかったから」
と返ってきて、
ひとりの時間が楽しめてしまう私は、むしろ、ひとり時間がないとダメな私は、結婚できないのかな?結婚に向いてないのかな?
と思ったことはないでしょうか?
(私はあります)
でも、ひとりの時間が好きだからと言って、寂しさを感じないわけではないのですよね。
誰にだって、寂しいと思うことがある。
むしろ、寂しさを感じてしまうと耐えられないから、ひとりを楽しむ術を覚え、ひとりを楽しんでいるのかもしれない。
だから、無理に寂しさを感じる必要はないと思います。
それを感じても大丈夫になったときに、ちゃんと感じられるようになるから。
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