仕事や趣味など、人生の多くの時間を自分のために使ってきてからの結婚。
自分なりの生活スタイルが出来上がった状態での結婚。
そんなアラフォーでの結婚は、若い頃のゼロから作り上げていく感じとはちょっと違うのではないかな?と思います。
当然、人によってさまざまだとは思いますが、私の場合はこうだったよ、というのを書いてみたいと思います。
今回は、お金の負担(分担)をどうしているか、という話です。
私たち夫婦のプロフィール
まずは前提条件から。
この記事を書いている2023年時点で、
- 夫:53歳、妻(私):46歳
- 共働き(正社員でフルタイム)
- 年収は夫の方が3割くらい多い
- 夫名義の住宅ローンあり
という状況です。
結婚したのは2019年なので、結婚時の年齢はそれぞれ4歳若いです。
金銭感覚的なことでは、夫は好きなことにはお金を使うし、後輩には気前よくご馳走するタイプ。反面、お財布にお金があると使ってしまうから…という理由で少額ずつ引き出すような堅実な面もある。ただ、ATMの時間外をよく利用するなど、手数料には無頓着です。
対して妻である私は、若い頃は節約&貯金に勤しんでいましたが、年齢とともに良いものや好きなことにはお金を使おうという考えに変化していった。子どもの頃からお金が大好きで、使ったお金はきちんと記録して、3ヶ月ごとにバランスシート(資産の一覧)を作るほどのしっかり者です。
基本的な考え方
結婚するにあたって、夫はお金の管理は私に任せた方が良いと判断したようで、「通帳とキャッシュカードは預ける、あとは任せた!」と言い放ちました。
私としても、お金のことは把握しておきたいので、快諾。
そうして、管理は全面的に私が担うことになりました。
夫は世代的なこともあり、自分が家計を担うものだと考えていましたが、私自身は仕事を続けるつもりでしたので、私の収入からも拠出することにしました。
とはいえ今のご時世、結婚前から保有しているクレジットカードあり、契約している携帯電話(クレジットカード払い)あり…と、夫の収入ひとつにまとめるのは難しいのではないかと思います。
家族カードを発行して、いろいろな契約変更をすれば可能だとは思いますが、面倒ですし、Amazonや楽天市場などのネットショッピングの会員登録も多々あるでしょうから、現実的ではないかなと思います。(話はずれますが、そういった点で結婚後も自分名義の収入源を持っておくことは、大事だなと思います)
それから、結婚前のデートは夫が支払いをしてくれましたが、結婚後は私が支払いをするようになりました。これは、私が負担するかどうかというよりも、”妻が家計を握っている”という状況が良かったようです。
実際の負担状況
大きく分けて、下記のように落ち着きました。
住宅関係
結婚2年目に夫100%の名義でマンションを購入しました。
そのため、住宅ローン、管理費、修繕積立金、インターネット代、固定資産税、光熱費は夫です。(基本的に口座引き落とし)
マンションを購入する前は賃貸に1年くらい住みましたが、その家賃や光熱費も夫でした。一緒に住むところは夫が手配したから、というのもその理由のひとつです。
電化製品や家具
洗濯機、冷蔵庫、エアコン、テレビ、ベッドやソファといった必需品は夫です。
必需品というのは夫目線で、夫がこだわりを持っているもの、といった方がいいかもしれません。
空気清浄機や収納ケース、マット類、キッチン周りのものなどは、だいたい私が楽天でポチポチします(笑)
ちなみに、それぞれが結婚前から持っていたものも使っています。何でも新しくする、ということはなく、使えるものは使う、という方針でやっています。
車関係
夫が結婚前から持っていた車がそのままあります。
なので、そのまま夫のもの、という感じです。
駐車場代、ガソリン代、高速料金、税金、保険、車検代など、全て夫です。
私は運転免許はありますが、永らく交通の便が良いところに住んでいたので車の必要性を感じず、持っていなかったので、いろいろ費用がかかるなと感じています。
帰省関係
私の実家は在来線で行けるところ、夫の実家は新幹線で行くところなので、帰省にかかる新幹線の予約やホテルの予約は夫がしてくれます。
なので、帰省にかかる費用は夫負担が多いです。
手土産などは一緒に買いに行くことが多いので、私のクレジットカードで払います。
食費や消耗品などの買い物
クレジットカード払いの場合は、支払った方の負担です。夫が1人で出かけた場合は夫、私が1人で出かけた場合は私、2人で出かけた場合は私です。
現金で支払う分は私名義の口座から引き出していて、私負担です。
夫が現金払いをした場合は、レシートと引き換えに現金を渡しています。
夫のこづかい
1週間に1万円欲しいというので、そうしました。現金なので、私負担です。
これで仕事中の飲み物代やおやつ代、ゴルフ練習場に使っているようです。ちなみに、昼食は社員食堂があり、給与天引きです。
ゴルフ場での支払いはクレジットカードなので、夫負担です。
その他
私のこづかいは、はっきり決めていません。
基本的にキャッシュレスですし、食費や消耗品の買い物と分けられないのからです。
ただ、わかるように記録・管理はしていて、実績としては、夫と同じくらいか少し少ないくらいになっています。
旅行については、ケースバイケースかなと思っています。
コロナが落ち着いて、旅行の回数が増えるにつれて、カタチができていくかもしれません。
不公平感がないように
管理は全て任されていますので、何かの度に話し合いをすることはありません。
悪く言えば丸投げされているのですが、私としてはその方がコントロールできるので満足しています。
ただし、必要な時に説明ができるようにしておくことと、不公平感がないようにしておくことを心がけています。
日々の出費は家計簿アプリに記録して、年間でどの程度使っているかをときどき報告します。(夫はあまり聞いていませんが・笑)
また、年間でそれぞれの口座から支出した分も書き出して、どちらかに偏りすぎていないか、確認するようにしています。
さらに、3か月ごとに資産(各口座の残高)を書き出し、お互いに貯金ができていることを確認しています。
私はマニアなので参考にならないかもしれませんが、年間の支出額の把握はおすすめします。
2年かけて、整えていった
いろいろ書きましたが、最初からできていたわけではありません。何となく形になるまで2年くらいかかりました。
1年目は新生活の準備や結婚式の費用がかかりましたし、年間の生活費を知るには、当然ですが1年かかります。数ヶ月でわかるのでは?と思っていたのですが、年に1度の支払いのものが意外とあるので、年間で見た方がよいと思います。
夫は全てのレシートを持ってきてくれるわけではありませんでしたし、私は車を持ったことがないので、車関係は想像外のことが多かったです。
家計簿アプリを有料版に変更し、夫のクレジットカード情報を連携させてもらうなど、いろいろと試行錯誤を繰り返し、2年経った頃にようやく方向性が見えてきた感じでした。
まだまだ改良は重ねていきますが、参考になれば嬉しいです。
コメント